・刀身<br>
安土桃山時代・寛永年間(1624~)頃の加賀国陀羅尼「光国」の平造り樋入りの短刀です。刀身は比例的新
しい砥ぎで地鉄は小板目よく摘み柾交じり地沸きつき、刃紋はスキットした細直刃紋です。帽子は小丸で沸き付
き、中茎はうぶで刃上がり栗尻で勝手下がりの鑢目が確認できます。<br>
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・状態<br>
刀身の状態は両面に掻き流し樋が入っております。差し表は物打ち辺りと真ん中辺に極小さな刃こぼれがあり、
ハバキ元近くの樋に疵があります。差し裏は真ん中辺の平地に極細い鍛え疵があります。その他は目立つ疵無く
刃切れ、曲がり、シナエ、錆、膨
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